小説のことでも語ってみようかなと。
一応、小説のようなものを書いていますが、実は活字嫌いです。
雑誌すらまともに読まないくらいです。
そんな自分でも唯一好んで読む小説家さんが宮部みゆきさんです。
大学生の頃は金がもったいなので実家に帰るときは新幹線を使わずに帰ってました。
5,6時間くらいかかるのでさすがに雑誌じゃもたないので小説を読もうと思って駅の本屋で買ったのが「LEVEL7」です。
結構長い話なんですが面白くてあっと言う間に読んでしまった。
これではまってしまって宮部さんの本を片っ端から買うようになりました。
でも、食わず嫌いというか読まず嫌いで時代ものは一度も読んだことなかったりします。
この人はいろんなジャンルの話を書くというのも魅力のひとつかなと思います。
サスペンス、超能力、ファンタジー。
ファンタジーで言うと近々ブレイブストーリーが映画でやりますね。
これはまだ読んでないです。本は発売されたときに買ってるんですけどね。
映画というと一番印象に残ってるのが「模倣犯」です。
この作品は大好きでした。もの凄く長くてそれぞれの描写が細かく描かれていてとっても読み応えのある話だったのですが、
映画はなんとも・・・。
映画を見る前にある程度の覚悟はしていました。2時間ほどですべてを語れるわけないし、色々と端折ったりするだろうと。
でも、あの終わり方はないだろう。
映画館で思わず「何それ」って言いそうになりました。さらにショックだったのが、そのシーンに宮部さんが出演していたことですね。
これでいいのかと、思いました。
まあ、CGだったから現場ではどうなってるかはわからなかったのかも知れないですけどね。
大体、あの模倣犯は死を選ぶのような奴じゃないからこそああいうの殺人をやったんじゃないのかと思ってます。
他にも映像化された作品があって、「R・P・G」「理由」
RPGはごっちんが主演したNHKのドラマだったんですが、これはよかった。ごっちんが出たからということじゃなくて、本に忠実だった。確か。
「理由」はまず小説自体がもの凄く好きだった。
タイトルどおり、事件に関った人それぞれの理由が描かれていて奥深い作品でした。
他、好きなのは「火車」。
これのまず凄いところは犯人がラストにちょっと出てくるだけ。
また、このラストもいい。
面白い設定で言うとタイトル忘れちゃったけど財布が話すやつ。
帯びを見てなんだこれって思って、失礼にも大丈夫かなと思ってしまったんですが、面白かった。
要は登場人物が持っている財布視点で話が進んで行くわけですが、凄い。
こういう設定思いついても普通書こうとは思わないけどなぁ。
超能力ものも結構あったりしますね。
クロスファイア、龍は眠る、魔術はささやく。
あれ?これだけだっけか?忘れちゃったな。
これの中で印象的だったのは「魔術はささやく」の催眠術で自殺させることはできないが、誰かに追われているように催眠をかけると逃げ回っていずれ事故にあって死んでしまう。
というようなセリフです。なるほどって思いました。
他にも印象的なセリフは「模倣犯」での、「嘘をつくことは容易い、難しいのは嘘をついたことを覚えておくことだ」というセリフ。
これもなるほどなって思った。
う〜ん。やっぱり感想書くのって苦手だな。
思ったことを脈絡もなくだらだらと書いてしまった感じだな。
ところで、ここを読んでる方で宮部さん好きっているんですかね?
今まで娘。小説は語ったことはありますが、プロの作家さん話は語ったことないですよね。
もし、機会があればチャットで語りあいたいなと、これを書きながら思いました。